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アタリ「ほんとあんたら一体何者なんだ?さっきの化け
    物は一体何なんだ。なんで俺がこんな目に遭わ
    なきゃいけないんだ。なんでこんな事になって
    しまったんだ!」
ジャグァ「なんでこんな事になってしまったんだ・・・
     か。」
アタリ「俺、何かおかしな事でも言ったか?」
ジャグァ「なんでこんな事になってしまったんだ、なん
     で自分だけこんな目にあうんだ。私も昔はい
     つも自分の不幸な境遇にたいしてそんな風に
     思っていたよ。なんで私だけいつも報われな
     いのか?何をやっても自分だけ上手く行かな
     い私の人生に一体どれほどの意味があるのか
     ・・・?しかし、その答えは始めからわかっ
     ていた。何をしたって世界は変わらない。世
     界はそういうふうに出来ているんだ。自分に
     はそれを変える術がないことを・・・・。」

ジャグァ「我々はCommodore(コモドール)。        cosmic、outlaw、mysterious、   
     monster・・・・・Commodore!私はそ
     の責任者兼司令官のジャガーだ。そして、彼
     は副責任者兼実行部隊隊長のキルル君だ。コ
     モドールは、萩の茶屋宇宙港の開港と共に組
     織編成された萩の茶屋宇宙開発局に所属する
     世界初の民間が出資する広域宇宙空軍組織と
     いう訳だ。今のところ構成員二名、年間予算
     約二千四00万。」
アタリ「萩の茶屋宇宙開発局?それって、マニア向けの
    模型屋か何かですか?あっそうか、わかったぞ
    。ダミー会社だ!税金対策か何かの、そうでし
    ょう?」

キルル「無限に広がる大宇宙。宇宙。それは最後のフロ
    ンティア。我々人類が宇宙に出るようになって
    早50年。我々はちょっとは宇宙のことがなん
    となーくわかるようになってきたのであった!
    宇宙は全宇宙は狙われている!宇宙大悪党ブラ
    ックカディスに。「ぐあはははははは!」この
    大悪党が文字道理の折紙付きの大悪党で、よそ
    の星の悪い宇宙人きしょくわるい星人と結託し
    て、全宇宙に悪意の種をばらまいているのだあ
    あああ!宇宙は大ピーンチッ!」
キルル「毒電波!!びっびびー。びっびびー!びー!び
    っびー!毒電波!百回!ジャパネットタカタ社
    長!びっびびびびびびびびびびびび、毒電波!
    千回!そして、ドボンの民はこう予言している
    。望まざる者カディスと伝説の破滅をもたらす
    機械の復活を。びっびびびびー、見えざる真実
    に振り回されるな!」
チュルルルルルルルルーチュルルルルルルルルー。
アタリ「で、出た!?」
ジャグァ「よし、行くぞ!キルル君。」
キルル「ラジャー!」
ガヒーンッ、ガヒーンッ。
アタリ「全然ダメじゃん!うわー!」
アタリ「なんとかしろよー。」
ジャグァ「怪物といえども所詮は犬だ。犬にはこれだ!
     」
アタリ「何?」
ジャグァ「またたび!」
キルル「さすが司令!」
アタリ「それって猫じゃねえのか?」
ジャグァ「そうだったか?えい!どうにでもなれ!」